アロマはお任せ!

アロマセラピストによるアロマテラピー完全ガイド

アロマテラピー入門講座

アロマテラピー入門講座は解説の動画を予定しています。

しばらくお待ちください。

実践編 手作りしてみよう!

アロマテラピー入門講座で学んだあとは実践してみましょう。

ぜひ手作りにもチャレンジして!

動画を用意いたします。(メール登録にてパスワードをお送りします)

アロマセラピストによるアロマテラピー入門講座

アロマに興味を持ったら、精油の働く経路とか知りたくなりませんか?

ちょっとだけ精油やキャリアオイルのことを学べばもっと楽しめますよ!

 

index

  1. アロマテラピー(芳香療法)とは?
  2. 精油の働く経路
  3. 精油の選定法
  4. 基材について(キャリアオイル)
  5. 精油と使用者の注意点
  6. 活用例 症状―精油

 

 

1. アロマテラピー(芳香療法)とは?

アロマテラピーとは精油を用いて、※ホリスティックな観点から行う自然療法です。

アロマテラピーの目的は以下の通りです。

  • リラクセーションやリフレッシュに役立てる。
  • 美と健康を増進する。
  • 身体や精神の※恒常性の維持と促進を図る。
  • 身体や精神の不調を改善し、正常な健康を取り戻す。

 

※ホリスティック(=全体的・包括的)

身体に起こったトラブルをその部分だけの問題としてとらわれず、心を含めた全身体(体質)、全人格的なものとしてアプローチすることをいいます。

アロマテラピーは人間の「心」「身体」「まわり」という3つの環境を取り扱うホリスティックな概念により成り立っています。

私たちの「心」が生き生きと輝き、「身体」が健康で、「まわり」にある人間関係や自然環境の中で調和のとれた生活を目指すもの、それがアロマテラピーです。

 

※恒常性(=ホメオスターシス)

私たちの身体の中では、常にバランスを保とうとするしくみが働いています。軽い症状であれば、自然に治癒する力をもっているのです。

このバランスを保とうとするしくみを恒常性といい、これを体内でコントロールしているのが脳の中心に位置する視床下部という部分です。

 

2. 精油の働く経路

精油がどのように心と身体に働きかけるのか全てが解明されているわけではありませんが、この作用が人間の心と身体に働きかける経路は大きく分けて4つあります。

 

感覚(嗅覚)を通して~神経系への伝達

※大脳辺縁系(情動脳)・・大脳半球の内側面で嗅球・嗅索・扁桃体・海馬などを含み、個体の生命維持と種族保存に関する重要な中枢

 

吸い込むこと(吸入)によって~粘膜を通して

 

皮膚から

  • 吸収・・・表皮から真皮まで行き渡ること
  • 浸透・・・表皮、真皮を通過し、皮下組織(血管)まで行き渡ること

※アロマトリートメントを行うことによって、精油成分は皮膚に浸透します。

 

飲食によって(消化器系から)

注意!!
日本のアロマテラピー協会ではおすすめしていません。

 

3. 精油の選定法

精油は植物の花・葉・果皮・樹皮・根・種子・樹脂などから抽出した天然の素材です。

有効成分を高濃度に含有した揮発性の植物です。精油は各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となります。

植物から抽出した100%天然(=ピュアナチュラル)・・・ポプリオイルや合成香料はアロマテラピーでは使用しません。

アロマテラピーで使用する精油は植物の花や葉、果皮や根などから抽出される際に、自然の状態に比べてかなり濃縮されます。ですから、アロマテラピーで使用する際は、希釈することが必要となります。

 

4. 基材について(キャリアオイル)

アロマテラピーを楽しむ時、精油を直接肌にぬることは出来ません。精油の効能を楽しむためには希釈する「基材」が必要です。

植物油(=ベースオイル・キャリアオイル)植物由来の油性の基材

  • 精油の希釈溶媒として→精油は肌に直接つけられません!
  • 精油成分を皮膚の深部まで浸透させる→精油は親油性で肌の浸透が良い。
  • 精油との相乗効果→精油+植物油で効果を高める。

注意点
植物油は酸化しやすい(保管場所は精油と同じ)
必ずしも安全ではないのでパッチテストを!

希釈濃度

精油と植物油の希釈濃度は、植物油の濃度に対して精油が何%であるかを表します。

トリートメント・・・希釈濃度 1%以下(AEAJの目安)

顔などの敏感な部位のトリートメントは 0.5%以下

植物油の量

植物油の種類

  • スィートアーモンド・・・アーモンドの種子
  • マカダミアンナッツ・・・マカダミアンナッツの種子を圧搾したもの
  • オリーブオイル・・・なじみにくいので、部分的なケアに使用(食用は避ける)
  • ホホバ油・・・ロウ物質の含まれた液体ワックス(低温で固まる特性)ホホバ科
  • 植物性スクワラン・・・100%天然ではなく、酸化しにくいようにスクワレンに水素を添加したもの
  • グレープシード油・・・軽い肌ざわり
  • アプリコットカーネル油・・・アンズの種の仁、全身には使用せずフェイス使用が良い。非常に軽い
  • アボガド油・・・深緑で匂いがある。べたつくので20%位でスキンケアに良い
  • ローズヒップ油・・・酸化しやすく、べたつくので20%位で使用する。野ばらの実
  • イブニングプリムローズ油・・・月見草の花を圧搾したもの。ホルモンバランス調節や抗アレルギー・アトピー抗炎症作用に良い。10%~20%で使用。
  • 小麦胚芽油・・・酸化防止作用があり、冷え性・血行促進に良い。アレルギーに注意。
  • セサミ油・・・ゴマから摂れる。アレルギーに注意。
  • カレンデュラ油・・・マリンゴールドの ※浸出油で、ひび・あかぎれに良い。
  • セントジョーンズワート・・・弟切草の ※浸出油で、鎮痛・リウマチ・神経痛に良い。日光に注意

抽出法

  • 常温圧搾油…常温で植物から直接圧搾したもの
  • ※浸出油…植物油に芳香植物を浸出し、有効成分を溶出させたもの

 

その他の基材

  • 植物油
  • 水(精製水・蒸留水・ミネラルウォーター)
  • 芳香蒸留水
  • アルコール→無水アルコール
  • ミツロウ(ビーワックス・蜜蠟)
  • クレイ
  • グリセリン
  • 重曹・クエン酸
  • ハチミツ

 

5. 精油と使用者の注意点

精油の注意点

  • 注意点:手作りのものは自己責任!
  • 希釈濃度の適応:肌質・体調にあった基材や精油・濃度で使用
  • パッチテスト:(24時間〜48時間)
  • 保存容器・保存法:遮光瓶・ガラス瓶で冷暗所で保管
  • 保存期間:水が含まれるもの1~2週間・オイルやクリーム1ヶ月

使用者の注意事項

  • 原液を直接肌に塗らないようにしましょう。
  • 誤って原液が直接肌についてしまった場合は、大量の水で洗い流しましょう。
  • 精油を内服、飲用しないようにしましょう。
  • 目に入らないようにしましょう。
  • 火気に気を付けましょう。精油は引火する可能性があります。
  • 子どもやペットの手の届かない場所に保管しましょう。
  • 精油は製造時より成分の変化が始まっています。高温多湿や空気、紫外線により変質が早まりますので、精油の保管場所は冷暗所に保管しましょう。
  • お年寄りや既往症のある方のための注意
    成人が使用する2分の1の濃度にしましょう。腎機能疾患がある方は利尿作用のある精油(ジュニパーなど)は使用しないようにしましょう。
  • 妊婦のための注意通経作用(月経を促す働き)のある精油は使用しないようにしましょう。その他の精油も濃度を下げて使用しましょう。
  • 乳幼児のための注意
    3歳未満・・芳香浴のみにしましょう。
    3歳以上・・芳香浴以外で使用する際は、10分の1~2分の1の濃度で、様子を見ながら使用しましょう。
  • 精油に似た製品への注意
    精油は現在、雑貨扱いです。雑貨店やインターネット上でも簡単に手に入りますが、ポプリオイルや合成香料オイルも出回っておりますので、専門家のいるアロマ専門ショップでの購入することをお勧めします。
  • 光毒性のある精油を使用の際の注意
    →ベルガプテン
    EX. ベルガモット・レモン・グレープフルーツ
    光毒性の含まれている精油には、紫外線により色素沈着する危険がありますので、外出する前の使用はやめましょう。

 

6. 活用例 症状―精油

  • 頭痛        ラベンダー・ペパーミント・ユーカリ・ティートリー
  • 肩こり       ラベンダー・ユーカリ・マジョラム・ローズマリー
  • 腰痛        ラベンダー・ユーカリ・ローズマリー・レモングラス
  • 冷え性       ローズマリー・ジュニパー・ラベンダー・ゼラニウム
  • 便秘        ローズオットー・ローマンカモミール・スイートマジョラム
  • 下痢        ローマンカモミール・ラベンダー・ジュニパー
  • のどの痛み     ユーカリ・ティトリー・サンダルウッド(白檀)
  • 鼻づまり      ユーカリ・ペパーミント・ラベンダー
  • 筋肉痛       ローズマリー・レモングラス・ペパーミント・ジュニパー
  • 下痢        カモミールローマン・ラベンダー・ジュニパー
  • ホルモンバランス  クラリセージ・ジュニパー・ゼラニウム・イランイラン